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ルクソール神殿TEMPLE OF LUXOR
ラムセス2世の塔門
場所:ルクソール神殿入口


ルクソール神殿の入口を抜けると、まず目につくのがこの「ラムセス2世の塔門」(第一塔門)。
この神殿最大の見どころの一つなので、先を急がず、じっくりと眺めてみたい。

元は手前のほうにもう1本立っていたが、19世紀、当時のエジプト君主モハメド・アリが高価な時計と引き換えにフランスのナポレオン3世にプレゼントしてしまった。現在はパリのコンコルド広場に立っている。

2体の座像が並んでいるが、どちらもラムセス2世の像。台座に上下エジプト統一の象徴や外国人兵士のレリーフがある。その両脇に立つ2体の立像(現在残るのは手前のみ)も、ラムセス2世。王が自分の像を何体も並べて置くのは、当時としては一般的。

紀元前1275年頃、エジプトとヒッタイトの間で行われた戦いのレリーフがある。指揮官のラムセス2世が、自ら敵陣の中に飛び込んで敵兵をけちらしたという伝説があるが、実際は決着がつかないまま終わったらしい。