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ルクソール神殿TEMPLE OF LUXOR オペト祭 ルクソール神殿は古代、南のハーレムと呼ばれていた。 年に1回ナイル川の氾濫する時期に、アメン神が妻のムトと仲むつまじく過ごすため、カルナック神殿からルクソール神殿にやってきたのだ。いわば、神様のバカンスのようなものだろうか。 ルクソール神殿にこれらの神を迎えるとき、オペト祭という盛大な祭りが行われた。古代エジプト人たちが最も楽しみにしていた祭りの一つだ。 実際何をしたかというと、アメン神とムト神、彼らの子供のコンス神の像をカルナック神殿から舟で運び、その像を2、3週間ルクソール神殿に安置し、奧の聖堂ではファラオたちによる儀式が行われた。 神像を運ぶ行列とともに歌や踊りがにぎやかに繰り広げられ、用意されたごちそうは庶民にもふるまわれたそうだ。
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