エジプト観光NEWS |
in November 1999 ミレニアムの豪華エジプト新婚旅行をプレゼント エジプト政府観光局は、新婚カップル1組を対象に、11日間のエジプト旅行(1999年12月23日から2000年1月2日まで)をプレゼントするキャンペーンを行っている。カイロ、ルクソール、アスワンを回る豪華なツアーで、期間中2人のためのウェディングパーティーを開催。希望者はエジプト政府観光局のホームページ(英語)で応募できる。応募資格は、25歳から40歳までの、最近結婚したカップル。締切は11月20日。 in October 1999 聖家族の足跡をたどる道を整備 エジプトは、キリストが幼い頃、ユダヤの王の迫害を逃れて家族で避難した土地。オールド・カイロ地区には聖母マリアを称える教会などが残っているが、ミレニアムを記念し、聖家族にまつわるエジプト各地の「聖地」を整備することにした。巡礼者は、2000年6月からそれらを回ることができる予定。
アブ・シンベルで音と光のショースタート アスワンの南、アブ・シンベル神殿で今月から「音と光のショー」がスタート。夜間、ライトアップされた神殿を見ながら、古代のストーリーを楽しむ。周辺には宿泊施設が整っていないので、カイロ、ルクソール、アスワン等からのツアーを利用するのが確実。 in August 1999 オアシスで1万体のミイラが眠る一大墳墓群を発見 カイロから南へ約330キロ、バハレイヤオアシスの村バウィティで、古代エジプト末期の一大墳墓群を発見。これまでに105体のミイラを発掘しているが、全部で1万体以上は埋まっているとのこと。11月に中の一つの墓を公開し、5体のミイラを陳列する予定。
エジプト航空、関西空港からのカイロ便再開 しばらく休止していたエジプト航空の関西・カイロ便が再開、当面は土曜発着の週1便。11月1日からは月曜発着の便も開始する予定。 in July 1999 今年もピラミッドで「アイーダ」 毎年エジプトで上演されているヴェルディのオペラ「アイーダ」。今年もギザのピラミッドで開催される。10月12日(火)〜10月17日(日)。チケットはカイロオペラハウスで予約するか、旅行代理店の観劇ツアーで。 in June 1999 ギザで2000年を迎えるコンサート 1999年12月31日は、ギザのピラミッドの下で、フランスの作曲家ジャン・ミッシェル・ジャールによるミュージカルが行われる。日没時から2000年1月1日の夜明けまで公演。当日、クフ王のピラミッドには黄金の頭頂部が飾られる。 in May 1999 ギザでスフィンクス神殿がオープン 昨年から次々と新しい墓が公開されているギザで、来月新たにスフィンクス神殿と新しい3つの貴族の墓がオープンする予定。いずれも古王国時代のもの。ピラミッドとスフィンクスで知られるギザだが、付属する墓や神殿も見逃せない存在になりつつつある。
大英博物館に新しいエジプト室がオープン ロンドンの大英博物館で、エジプト室を新たに2部屋オープン。これまで公開されていなかったミイラなどが展示される予定。 in April 1999 タハリール広場・カイロ大学間の地下鉄が開通 カイロのタハリール広場からナイル川下を抜け、対岸のカイロ大学まで走る地下鉄が開通。これでタハリール広場近辺の渋滞も、多少は解消されるかもしれない。地下鉄は来年までに、ギザのピラミッド付近まで延長される予定。 in March 1999 関西空港からのカイロ便、今夏再開 エジプト航空の関西空港発カイロ行き直行便は、現在運行を休止しているが、この夏から再開される見込み。週1便、土曜日発の予定。 in December 1998 「観光旅行延期勧告」解除、ルクソール方面へのツアー再開 外務省の「海外危険情報」で「観光旅行延期勧告」を受けていたルクソール等エジプト南部の地域が、「注意喚起」に変更。日本の旅行代理店によるルクソール方面へのツアーが再開される見込み。外務省では、カイロ−ルクソール−アスワン−アブシンベル間は飛行機で移動するよう勧めている。
早稲田隊がファラオの石棺を発掘 吉村作治氏率いる早稲田大学の調査隊が、カイロ南方・ダハシュールの神殿墓で、新王国時代のファラオの石棺を発掘。ミイラは失われていたが、多数の遺物が見つかっている。
クフ王のピラミッド再開 ギザのクフ王の大ピラミッドでは修復作業が終わり、再び内部に入ることができるようになった。王の玄室、女王の間が公開されている。 in November 1998 カイロの地下鉄が延長 ラムセス広場やタハリール広場を通るカイロの地下鉄が、ナイル川を抜けてカイロ大学方面まで延長する。1999年4月に開通の予定。
アレキサンドリアの発掘隊がホームページをオープン アレキサンドリアでの発掘を指揮しているフランスの考古学者が、ホームページをオープン。3年間にわたる発掘の成果が紹介されている。
アレキサンドリアに「水中博物館」計画 クレオパトラ時代の遺物が次々と発見されているアレキサンドリアでは、海中に眠る史跡をそのまま観賞できる「水中博物館」を計画中。着工時期や完成時期は未定。アレキサンドリアでは最近も、クレオパトラの父プトレマイオス12世の顔を持つスフィンクスなどが見つかっている。 in October 1998 世界の七不思議「アレキサンドリアの大灯台」を再現 フランスのデザイナー、ピエール・カルダンが、古代の大灯台を思わせるモニュメントをアレキサンドリアに建設しようと計画している。2000年頃までに完成の予定。「アレキサンドリアの大灯台」は世界の七不思議の一つだったが、14世紀に地震により崩壊した。
20世紀最後の日にピラミッドでコンサート 20世紀も残すところあと1年と3カ月。1999年の12月31日には、世界の著名人を集めてギザのピラミッドで一大コンサートを開く予定。美しい音楽をバックに、20世紀最後の夕陽を眺めようという趣向だ。 in September 1998 カイロのシタデルでも「音と光のショー」計画中 ギザのピラミッド、ルクソールのカルナック神殿、アブシンベル神殿などで行われている「音と光のショー」。現在カイロのイスラム地区にある「シタデル」(Saladin Citadel)でも開催する計画が進んでいる。 in July 1998 10月にギザのピラミッドで「アイーダ」上演 10月12日〜17日まで、ギザのピラミッド前の特設ステージで、ヴェルディのオペラ「アイーダ」が上演される。「アイーダ」は126年前にカイロで初演、エチオピアの王女とエジプトの将軍の悲恋を描いたもの。チケットはカイロオペラハウスで予約するか、旅行代理店の観劇ツアーで。
カイロのイスラム地区再開発 エジプト政府は、史跡の保護のため、アズハルモスクら有名なイスラム寺院が並ぶカイロのイスラム地区を再開発する予定。観光客は見学しやすくなるかもしれないが、古い街並みが失われるのは、やや残念。 in May 1998 スフィンクスの修復完了 約10年間続いたスフィンクスの修復が、ようやく完了。久方ぶりに、フェンスや足場に邪魔されることなくスフィンクスの全体像を拝めることになった。 アレクサンドリアの巨像をパリに展示 1995年にアレキサンドリアの海底で発見された巨像が、パリのプティ・パレで展示されることになった。同館では5月6日から、「The Glory of Alexandria」という特別展が開始される。 カイロ博物館の警備強化 カイロ博物館は、全入場者に対して入口で金属探知器による検査や手荷物のX線透過検査を実施。これによって武器の持ち込みをシャットアウト、より観光客の安全が確保されることになった。 クフ王の大ピラミッド修復 ギザの3大ピラミッドの中でも最も大きなクフ王のピラミッドが、保存修復作業のため、4月1日から8カ月間閉鎖される。外側から見学することはできるが、中に入ることはできない。内部の整備が終われば、これまで見学できなかった「女王の部屋」やピラミッド地下の未完成の部屋にも入ることができる予定。 ギザで新しい墓がオープン 修復中だったギザのメンカウラー王のピラミッドが一年ぶりにオープン。そのほかメンカウラー王の息子や貴族の墓など、10におよぶ墓や小ピラミッドを初公開。スフィンクスや大ピラミッドで知られるギザに、また新しい見どころが加わった。 カイロ博物館の「世界最古の銅像」 エジプト南部のエドフで発見された、第6王朝ペピ1世の小像の修復が完成、カイロ博物館に展示されている。ともに発見された大きなペピ1世像とあわせ、4000年以上前のこれらの像は、「世界最古の金属の像」なのだという。 ギザに「女王のピラミッド」 ギザのクフ王のピラミッドの近くで、クフ王の母親や妻のピラミッドの公開を開始。クフ王の大ピラミッドの4分の1にも満たない大きさだが、きれいに修復されている。ギザでは貴族の墓の公開も始める予定。 in 1997 ヌビア博物館 エジプト南部のアスワンAswanにオープンした博物館。アスワン・ハイダムの建設によって水没した、ヌビアの文化遺産を展示する。エジプト南部は古くからヌビア人の住む土地だったが、ダム建設で多くの村が水没し、現在住民はエジプト各地に散らばっているそうだ。 エル・アリーシ国立博物館 シナイ半島北部の街、アリーシArishに国立博物館を建造中。 エジプト航空の直行便 マニラやバンコクを経由していたエジプト航空が、東京・カイロ間をノンストップで就航。東京からカイロまでは約13時間、夕方の4時の便に乗ると、同日夜11時にカイロに着く。
|