エジプト観光NEWS |
in October 2005 「What's new? エジプト遺跡最新情報」 これまでこのコーナーで紹介してきた、最近変化のあったエジプトの遺跡や博物館を、下記URLにて紹介。 http://www.cyclejp.com/luxor/whatsnew/ 写真で見たら、ぜひ今度は自分の目で確かめてみよう。 グレコ・ローマン博物館、改修のため閉鎖 アレキサンドリアの「グレコ・ローマン博物館」が、建物の改修のためしばらく閉鎖されることになった。アレキサンドリアではその代わり、新しくできた国立博物館が見学できる。古代エジプトからイスラムまで、さまざまな時代の遺物が集まった展示だ。 http://weekly.ahram.org.eg/2005/761/he1.htm in August 2005 ラムセス2世像、ラムセス中央駅にとどまる 保護のため移動することになっていたラムセス中央駅近くのラムセス2世像。移動日が延期になり、像を囲んでいた建築用の足場が、いったん撤去されることになった。観光客はしばらくの間、路上のラムセス2世像を見物することができる。この像はいずれギザに建設する新博物館に収められる予定。 サッカラにイムホテプ博物館 9月にサッカラに建築家イムホテプを記念した「イムホテプ博物館」Imhotep Museumがオープンする予定。イムホテプの業績がわかるような展示が行われる。 in April 2005 「ツタンカーメン王とファラオの黄金時代展」アメリカへ! ロサンゼルス郡立美術館(LACMA)で、2005年6月16日(木)〜11月15日(火)に「ツタンカーメン王とファラオの黄金時代」を開催、この展覧会はドイツ、スイスを経てアメリカへ渡ったもので、アメリカ国内でもロサンゼルスほかシカゴ、フィラデルフィアなど2007年9月30日まで、各地を巡回する予定。その間、下記の美術品はカイロのエジプト考古学博物館を離れていることになる。 ■エジプト考古学博物館 ・ツタンカーメンのマネキン ・ツタンカーメンの人形棺(マスクではない) ・ツタンカーメンのカノプス壷(1体) ・チュウヤの黄金マスク http://www.kingtut.org/ in March 2005 ツタンカーメンは撲殺されていなかった!?新事実発見 ルクソールで行われたツタンカーメンのミイラCTスキャン調査の結果、撲殺のあとと見られた頭部の外傷は、死後にできたものであることが判明。死因は特定されず、ツタンカーメンの死の理由は再び謎に包まれることになった。 in December 2004 ツタンカーメンのミイラ調査変更!? エジプト考古最高会議の責任者ザヒ・ハワス博士が、ツタンカーメンのミイラをカイロの博物館に移すことはないと発表。また期待されていたDNA調査は行わなわれない模様。ツタンカーメンの家系にまつわる謎が解かれるのはまだ先になりそうだ。 in November 2004 ツタンカーメンのミイラを再調査! ツタンカーメンのミイラが、36年ぶりに墓の中から出されることになった。カイロのエジプト考古学博物館に運び、X線検査などが行われる予定。死因が特定されるのでは?という期待はあるが、観光客にとっては、墓がミイラ不在になるのは、ちょっと残念!? in August 2004 王家の谷に日本の援助で観光施設を建設! 王家の谷の観光バス駐車場付近に、遺跡の説明パネルなどが見られる施設が建てられることになった。チケット売り場も併設される。日本政府の資金提供によって実現したもので、完成は2005年末の予定。 ギザの新博物館、12月に着工予定 ギザのピラミッドの近くに新設される「グランド・ミュージアム」の建設がいよいよ始まることになった。着工は12月初めと発表されている。 in July 2004 大英博物館でミイラの特別展開催中! ロンドンの大英博物館で、特別展Mummy: the inside story(ミイラのインサイド・ストーリー)を開催中。 まだ包帯を解かれたことのない3000年前のミイラをCTスキャンし、その内部を3D映像によって紹介しようというもの。 ロンドン訪問予定のある人は必見! Mummy: the inside story 2004年7月1日(木)〜2005年1月まで http://www.thebritishmuseum.ac.uk/mummy/ in June 2004 アレキサンドリアでエジプトとポーランドの発掘隊が、5〜7世紀の"世界最古の大学"の遺構を発掘した。講義室約13室があり、約5000人の学生が学ぶことができたという。場所はローマ円形劇場の近く。 5月15日から、カイロのエジプト考古学博物館内での写真撮影が禁止されている。 スイス・バーゼルの古代博物館で、ツタンカーメンの副葬品を中心とした特別展を4月7日から10月3日まで開催する(黄金のマスクは含まれない)。この展覧会はその後、アメリカ、日本、中国を巡回する予定。 ルクソール博物館では、古代の軍事関係の遺物を新しく展示することになっているが、近々公開が始まる予定。また、修復のため閉鎖していたラムセス6世の墓も、間もなく再オープンする予定だ。 カイロのイスラム地区にあるズワイラ門の5年にわたる修復が終わった。ズワイラ門は11世紀にできたもので、カイロのイスラム建築の中でも最も古いもののひとつ。修復中にアラビア文字の書かれた中国の陶器などが発見され、そのいくつかは門の近くに展示されている。 ルクソール市街にあるミイラ博物館では、毎週土曜夜7時から約1時間、考古学者によるレクチャーが開かれている。料金は入場料のみ。レクチャーの代わりに映 今年1月からクフ王のピラミッドの入場料が1人100ポンドになったのに続き、7月からピラミッド全体の入場料、エジプト考古学博物館、ツタンカーメンの墓など、主な観光地の入場料を一斉に値上げする予定。詳細はこちらに。 カイロのエジプト考古学博物館では、密輸された遺物がスイスから返還されたのを記念し、プタハ神像や純金のマスクなどの特別展示を行っている。また、今年は「イタリアにおけるエジプト年」にあたり、エジプト考古学博物館では、ローマ時代の集中的な展示を行っている。
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