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遺跡特集!クローズアップ大遺跡
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新しい博物館がオープンし、遺跡もどんどんきれいに整備されていくエジプト。2009年の最新の状況をお伝えしよう。
サッカラのイムホテプ博物館
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サッカラにはすっかり立派な博物館ができて、遺跡の名前もImhotep and Saqqara (イムホテプとサッカラ)となりました。
イムホテプとは、サッカラの階段ピラミッドを設計した建築家の名。博物館には、彼のものとされる像もあります。
テティ王のピラミッド内部やマスタバなどと合わせると、サッカラは見どころが多いですね! |
王家の谷で新しい墓を発掘中!
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ツタンカーメンの墓の近辺では、今、結構大規模な発掘が行われています。一つは王家の谷の63基目の墓「KV63」。2006年に発見され、「ツタンカーメンの母の墓?!」と、大変な騒ぎになりました。
さらに、地中にその存在が確認され、発掘を待つばかりなのがKV64。さらにはKV65、もしかするとKV66もあるそうで、いつかツタンカーメン並の大発見につながる可能性も?! |
王家の谷のビジターセンター
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世界中から観光客が集まる究極の名所、王家の谷。その入口に、エジプトの国旗に並んでなぜか日の丸が!これは、王家の谷のビジターセンターを日本の鹿島建設が建てたからなのです。
エジプト人はこれを見て、なんとなく日本に親近感を抱いているに違いありません。
なお、王家の谷駐車場近辺のおみやげ屋さんはすべて、出口付近のアーケードに移動していました。ラクダ引きを一掃したピラミッド同様、どこもどんどんきれいになっていきますね! |
ルクソールのセティ1世葬祭殿
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これもルクソール西岸にある遺跡で、古代エジプトで最高ランクのレリーフがあるとされるところです(その割にほとんど人がいません…)。
王家の谷やハトシェプスト葬祭殿が華々しい変化を遂げる一方で、こちらも地道に修復が進んでいました。15、6年前は神殿本体しかなかったのが、今では宮殿跡や塔門、倉庫跡などが修復されています。アビドスのセティ1世葬祭殿と合わせて訪れると、とってもGOODです。 |
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