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オシリス神の柱 エジプト中どこに行っても彼の姿を目にしないことはない、「世界一自己顕示欲の強い男」ラムセス2世の葬祭殿。67年という長期間エジプトを治め、数々の海外遠征を行った、強大な権力をもつファラオでもあった。 かつてここには巨大なラムセス2世像が建っていた。遺跡に残る肩や足の破片から、その型破りな大きさを想像することができる。 ヒエログリフ(エジプトの象形文字)を解読したシャンポリオンがここを「ラムセウム」と呼んだことから、今でもそう呼ばれている。イギリスの詩人シェリーの詩の題材にもなったとか。 神殿跡の外側にある、アーチ型の天井をもつ建物は、元倉庫だったところ。ここまで構造がしっかり残っているものは珍しく、「世界一古い倉庫」とも言われている。 |